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Lisa McGirrさんとの連続ワークショップ

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5月末から2週間にわたって、ハーバード大学歴史学部リサ・マクガーさんをお招きします。

「トランプ」より15年も前に、新保守主義の登場を20世紀アメリカ政治経済の水脈からたどって論じたSuburban Warriors: The Origins of the New American Right(2001)をいちはやく出版。関連分野の研究を引っ張ってきた一人です。

新著The War on Alcohol: Prohibition and the Rise of the American State (2016)
では、「禁酒運動」という文化史ネタから20世紀初頭のアメリカ国家機構の台頭を描きました。射程の長さも魅力で、広範な研究動向のハブに位置していますから、この機会にじっくり交流していただけると展望が開けそうです。遊びにお越しください!

5/30(火)学部生向けレクチャー 他大の学部生さんもお招きしてにぎやかにやろうかと。
6/2(金)院生向けワークショップ(こちらはクローズドなのですが、ご関心あればご相談ください)と、夕方からは公開講演。「トランプのアメリカ」の起源から説き起こして、現代アメリカ史のとらえなおし。宮田伊知郎さん(埼玉大)のコメントとともに。
6/4(日)アメリカ学会でのラウンドテーブル state powerをめぐって。
6/6(火)小瀧陽さん(一橋特任)と松原の報告を糸口にして、新著The War on Alcoholをはじめとする諸論点についてワークショップを二部仕立てで。佐々木一惠さん(法政大)のコメントとともに。

OAH(Organization of American Historians)、日本アメリカ学会、日米友好基金にスポンサーしていただきます。多謝。立教大学アメリカ研究所でおむかえします。

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