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横浜国大、リニューアル

おっと、もう十一月も末、ということは今年も終盤。遅れがちな本業に押されて、なかなか更新できず。

来年四月から、勤め先の学科編成や大学院が変わります。すてきなウェブサイトも立ち上がっているのでご案内。学部に新しくできる<人間文化課程>と、大学院<都市イノベーション学府>です。

学部の方、国際共生社会課程(教育人間科学部)で受験を考えていたみなさんは、新しくできる人間文化課程へ是非とも。われわれが少しずつ育ててきたプロジェクトやアイデアをカリキュラム全体に盛り込みました。

要に据えたのは、<スタジオ>という仕組み。一年次後半から、具体的なプロジェクトにかかわるなかで、気づき、考え、発信し、また探りなおすときの起点になるはずです。複数の担当教員とともに一学年10名くらいのメンバーが集まります。学年の縦をつなぎ、隣接するスタジオ・プロジェクトとゆるやかにつながりながら、コースやゼミへの配電盤になるはず。こんな濃密なカリキュラムはよそではなかなかお目にかかれないはず。

(先日、試行のひとつでもあるプロジェクトで川崎・桜本へと取材隊が行きました。「多文化共生タウンをみてみよう」とドキュメンタリー制作の一環。現場の力にあらためてふれました。つぎつぎと裏切られる予測や思惑。迷路のような路地をあるくうちに、思いがけずどんと突きつけられる歴史の重み。多文化状況を体感するだけのつもりが、次代の社会をどうやってつくるのという問いが浮上してきます。そのうち、一部を公開できるでしょうか。歩いた甲斐がありました。協力いただいたみなさまには御礼。)

大学院には都市イノベーション学府というのが出来ました。ふたつある専攻のうち、都市地域社会専攻なるところを担当します。地域社会系というマークがついています。

ちょっと耳慣れない名前でしょうか。私見ではこんな描写。社会と人文社会科学とを結んでみよう、そう意気込む院生さんを待望します。一方では、社会について(私に引きつけて考えるなら、歴史学、政治文化史、ジェンダー史、アメリカ研究といった領域で)じっくり研究してみよう。もう一方で、その研究とそれを取り巻く潮流の意味を社会に説き明かすような仲介のノウハウを持っておこう、というわけです。

これまで所属していた教育学研究科は教員志望の方を中心にしています。そういう意味で、わたしはサポート役としての比重が大きかったと思います。今度はもう少し手伝える部分が増えるかなという感触。留学生も受け入れる環境ができてきました。学部教育だけではちょっと物足りない、かといって漫然と修士時代を過ごすのでは困る。ぴかぴかのマスター学位を取ってもらおうかと。(博士課程まで進むかはじっくり考えどころですが、その選択肢も開けたのをひとまず歓迎しています。)

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