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期間短し、薦めます映画『フローズンリバー』

小劇場ジャックアンドベティで上映中の映画『フローズンリバー』。14日までの短い上映
期間が終わってしまう前にぜひ足を(いつもながら、すんごい少人数のお客さんしかいない。良い
品選びなのに!)。

映画『フローズン・リバー』

母親たちの子どもへの愛ゆえの冒険。
こういう言い方でも良いとは思うし、これだけでも十分すぎるほどドラマティック。
不覚にもちょっとあたたかい涙交じりに。

もうちょっと書いても過言ではなし。
現代社会、現代アメリカ、それもグローバルとローカルとがメビウスの輪のようにつながる
いまをあぶりだす佳作。

アメリカ・カナダ国境のインディアン居留地を渡って主人公たちがみつけるのは、どん詰まりの
貧困の果てに、自分を底辺に引き留めていた世界を越境する手応え。

先に気付いていたのは密航に手を貸していたインディアンの女か。
けれども、意に反して白人女と組む羽目になったことで、彼女は部族のしばりからも抜け出していく。

ギャンブル夫にトレーラーハウス代を持ち逃げされた白人女(実に迫真のうらびれかた)は、
凍った河を越え、「パキ」と出会い、衝撃の決心をやってのけて、「アメリカ」的お約束の外に
出て行く。『明日に向かって撃て』や『テルマ&ルイーズ』を越えたのじゃないかしらん。しぶ
とい希望の唄が聞こえる。

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