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複数形の戦争の記憶

同僚の加藤千香子さんの日本近代史ゼミの、戦争博物館ツアーに同道させてもらいました。

お盆といえば靖国神社ですが(?)、九段下一帯には複数の施設がまとまってあるのに初めて気付かされました。しょうけい館昭和館千鳥ケ淵戦没者墓苑などなど。(とくに勉強になったのがしょうけい館。従軍した祖父のことを思い出しつつ、旧軍人団体の思考の経路をはじめていくらか辿れる気がしました。)

戦争や昭和史の体験を伝えるなどとひとくくりにすると、ある世代以降にはおもしろくもなく聞こえるかもしれません。「あぁ大変だったのね、はいはい」くらいのものでしょうか。けれども、百聞は一見にしかず。実際に足を運ぶと、少しずつ違う声が聞こえてきます。複数の視点をめぐるうちに、靖国参拝賛成反対式の二項図式につかまっていた視野がゆっくりと開けていく感あり。これ、もっと知られても良いんじゃないの?いっぺん行ってみて下さい。

(ホンネを書き足すと、社会科見学風に足早に通り過ぎるとやっぱりわからないかなぁ。各施設の言い分を鳥瞰するような案内と一緒にあれこれ話しながらツアーできると大分違いそうです。)

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