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日本の風向き

半年ぶりに横浜に戻ってきました。

間違いなくひとまわり大きな人間になりました。

筋力アップの成果か、それとも単に食べ過ぎか、体重で言うと5キロ、ベルトの穴でひとつ分の増量。学部生の頃のサイズに戻ったわけです。これでもう昔の友達に会っても心配されずにすみそうです。がんばって維持したいと思います。

日本の様子はどうかしらんときょろきょろ。

目に付いたもののひとつは、日の丸・君が代の強要を違憲とした9月22日の東京地裁での判決。失笑してしまったのは、それを受けての石原都知事のコメント。

「あの裁判官は都立高校の実態を見てるのかね。現場を見てみるといい」「規律を取り戻すには統一行動が必要。その一つが式典での国歌・国旗に対する敬意だと思う。それがすべてとは言わないが、これも一つの手だてだ」(朝日

あらら、そんなに簡単に馬脚を現しちゃうの???

スバラシイ告白です。つまり、学校での国歌や国旗は、単なる儀礼ではなくて、治安維持・叛乱鎮圧の装置なわけですね。都立校の学生さんや教員のみなさんは、十把一絡げに、規律の取れないダメ人間で、もう首根っこひっつかまえて矯正せにゃならんとみなされているわけです。ううむ、実にうるわしい卒業式・入学式。

脇が甘いですなぁ。いくら記者クラブを強面で圧しても、見ている人には意図まるわかり。賢い若者たちには、貴重な実体験を提供してしまいました。「オマエは現場見てんかよ」とつっこむ人続出ですね。そうです、こんな風に「暖かく」見守られているのです。

ただし、こんなにガードが下がって平気な状況は要注意。これと言って政策もないのでとりあえずナショナリズムでも振りかざしとけという新政権も発足して、よっしゃ、もう何でも出来ちゃうぜと高揚しているのでしょう。

そんな高ぶりは新政権発足直前9月25日の沖縄でさっそく発揮されたようです。沖縄での基地拡充に抗議していた平良夏芽(たいら・なつめ)牧師が「公務執行妨害」で逮捕。基地をめぐって「合意」したと日米政府は主張していますが、沖縄では根強い批判に手を焼いています。こんな時には、古今東西の常套手段。対話を求める非暴力運動を乱暴者あつかいしてつぶしてしまおうというわけです。(沖縄タイムス朝日

しなやかに刃向かう「合意してないプロジェクト」のみなさんがさっそく抗議声明を出しています。

大学は秋学期が始まります。

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