« コメント・コメント | トップページ | 水曜の記事 »

コメント・コメント2

せっかくたくさんの投稿なので、ぼくなりの見取り図を。

1.「自己責任」論は争点ずらしだ
と、プチ言語障害をご心配の小川さんはじめ、木下君、石橋君らするどくご指摘。
問題の基層は、イラクの復興にだれがどうやって貢献し、またなにが障害になっているか。この大局を見ずにわずか数名の行動だけをクローズアップするのはお粗末。ましてや、拘束とその背後にある混迷に加担した日本政府が、そのことに頬かむりするとは。パウエル発言の裏を読んだ石橋コメントも注目。

2.視野を広げると、ことは国家(政府)と社会・市民との関係におよぶ(斧、新川、戸田ほか)
「自己責任」論は一見個人の責任を問うようで、実は国際関係(それに社会関係)つくりの主役を国家に限定するきらいあり。抜きがたいおかみ意識が、シミンは黙っておれと言わせるのだろう。「親子のような信頼関係」かどうかはともかく、世界に対して、国家や市民が対等のパートナーになる可能性は想定されていない(もしくは歓迎されていない)。

3.松原から別の言い方もしておこう。「正論」の仮面について。
救出にも、復興にも、国家は無力さをさらけ出した。ところがその負い目を「自己責任」という「正論」で覆い隠そうとする。このやり口はたちが悪い。

そもそも「自己責任」論が許容するのは、自立した市民ではなくて、分をわきまえておかみに従う人らしい。
解放人質への批判が村内いじめのように展開されたのは、このことの裏がえしのよう。

NPO・NGOとの協働とかいう近頃はやりのお題目はどうやら仮面なのだ。

|

« コメント・コメント | トップページ | 水曜の記事 »

松原」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/25562/492308

この記事へのトラックバック一覧です: コメント・コメント2:

« コメント・コメント | トップページ | 水曜の記事 »